イベント設営スタッフの仕事は、コンサートや展示会、地域のお祭り、スポーツ大会など、さまざまなイベント会場を“ゼロから作り上げる”ことです。

イベントの成功を支える裏方として、チームで協力しながら会場の準備から撤去までを行うのが主な役割です。未経験からでも始められる仕事として人気があり、体を動かすのが好きな方や、モノづくりにやりがいを感じる方に向いています。

具体的な仕事内容としては、まずイベント会場での資材や機材の搬入作業があります。テント、ステージ、照明、イスやテーブルなどを会場に運び込み、指示に従って配置していきます。次に、会場設営としてステージや音響設備の組み立て、看板やバナーの設置などを行います。安全性と見た目の美しさを両立させることが求められ、チームワークが非常に重要です。

イベントが終わった後には、撤去作業を行います。

設営時と同じように協力しながら、機材や備品を丁寧に片付け、次のイベントや倉庫への搬出を行います。短期間で集中して作業を行うことが多いため、体力や集中力も求められますが、その分、イベントが無事に終わったときの達成感は格別です。

勤務形態は日勤・夜勤・短期などさまざまで、シーズンによって仕事量も変化します。特に繁忙期には多くの現場が同時に進行するため、活気のある雰囲気で働けます。また、現場経験を積むことでリーダーや現場監督へステップアップする道もあります。

イベント設営スタッフの仕事は、裏方でありながら「人を楽しませる空間づくり」に欠かせない存在です。体を動かしながらチームで一体感を感じたい方、イベントの裏側に関わってみたい方には、非常にやりがいのある仕事といえるでしょう。